登山で便利な座布団の選び方 座り心地と重量のバランスを考える

登山で便利な座布団の選び方 座り心地と重量のバランスを考える

登山で座布団は必須ではないですが、あると役立ちます。
あまり整備されていない山では、冷たい石や地面に座らなくてはならない場合もあったります。テント場やちょっとした休憩時に、こういったマットがあるとお尻が冷たくなりづらく何かと便利です。

ここでは、今回、登山に持っていくと便利な座布団の選び方を解説します。山ザブトンが活躍するシチュエーション、選ぶ時のポイント、おすすめの商品などをまとめています。

あると便利な山ザブトン

登山では座布団があると便利です。直接地面に座ることは滅多に無いのですが、あまり整備されていない山だったり、逆に人気が有りすぎてベンチに座れない場合などはやむなく地面に座らなくてはならない場合もあったりします。また、ベンチがあっても濡れていたり雪が積もっていたりした場合なども活躍してくれます。

他にも、避難小屋など、冷たい床、固い床、椅子などにもちょうど良いサイズで何かと重宝します。

と言っても、以前まではほとんど使用したことがありませんでした。しかし、最近では、まったく整備されていない人気のない山に行くことも多くなり、小さくて軽い座布団を持っていく機会が増えました。

そんな山の中でちょっと休憩したいときにとても役立ちます。

山ザブトンが活躍するシチュエーション

  • ベンチが濡れてる、汚れてる
  • ベンチの上に雪が積もっている
  • そもそもベンチがなくて、地面に座らないといけない
  • 避難小屋など、冷たい床、固い床などの上に座る
  • 降雨・降雪時にザックや荷物を置きたい

山ザブトンの選び方

座布団といっても、大きさや形、厚みの違いや素材による座り心地など使用するシチュエーションによって、適した座布団は違ってきます。
自分の目的に使いやすい座布団を選ぶ時のポイントをしっかり押さえておきましょう。

歩行の負担にならない重さ

テント泊登山など、軽量に荷物を持ち運びたい人にとって、とにかく軽くて簡単に使える座布団が良い。折りたたみ式のクローズドセルマットなら、耐久性や保温性にも優れています。重さは70g程度なので、歩行の負担にもなりません。

どこでも収納できるコンパクトさ

折り畳んだときの大きさ。畳みやすさや嵩張りにくさなどの収納性も重要です。アコーディオン状に折りたためタイプは、収納時は小さくなるのでコンパクトに収納できます。
中にはマット自体にループが付いているタイプもあるので、バックパックに付けておけばなくす心配もありません。

岩の凹凸を感じない座り心地

クローズドセルフォームの座布団は、ボコボコした表面のにより座り心地がとても良く、本当に座りたくなります。とてもお尻に優しい素材です。あと、座り心地だけでなく、地面の冷えを感じにくくなるので、寒い時期の登山でも、暖かく安心して過ごすことができます。

濡れや冷たさを感じない素材

座るときに気になるのは地面や岩、ベンチ等の濡れや汚れや冷たさです。ポリエチレンという素材は、水を吸わないので降雨・降雪時に座布団としてはガンガン使えます。水に濡れても、叩いたり拭いたりしてあげればまた乾いた状態で使うことができます。汚れも全く気になりません。

擦れに強いタフさ

単純な破れにくさもですが、使い物にならなくなるリスクがどれだけ少ないかもポイントです。アウトドアでは、なるべく手間がなくガンガン使えるモノが良いです。雑に扱っても擦れや穴あきなどのダメージが気になることなく、メンテナンスなども気にする必要がない点がとても良い座布団です。

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマット パスポートサイズの座布団

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマット

山に持っていくザブトンを何にすればいいんだろう?って考えてたけど、ある時やっぱり買おうって決めて、エバニュー の折りたたみマットにしました。パスポートサイズで嵩張らないのが気に入っています。

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットとは

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットを折り畳んだイメージ

コンパクトな折りたたみマットで、ほどよいクッション性と高い断熱性を持っています。カラーはグレーとダークグリーンで落ち着いた色で使いやすいです。
アウトドア以外にもスポーツ観戦やお花見などの様々なシチュエーションにも使えます。

サイズ33.5 × 26.5 × 0.5 cm(収納時:13 × 9 × 5 cm)
重量20g
厚さ2cm
材質発泡ポリエチレン
「EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマット」の詳細・購入ページを見る

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットを選んだ理由

価格も安く薄っぺらいザブトンですが、ちょっとした休憩だけなら充分に使えます。サーマレストのマットと比べて、座り心地や断熱性など劣る部分はありますが、重さや収納性はとても優れて、気に入っています。

折りたたむだけで簡単コンパクト

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットの計測中のイメージ

エバニューの折りたたみマットの重さはわずか20gでとても軽量ですが、気になるのはサーマレストのZシートです。比較したところはサーマレストが66gなので、なんと1/3程度の重さ。とても軽量です。
また、収納時のサイズはエバニューが「13 × 9 × 5 cm」で、サーマレストのZシートが「33 × 6.7 × 6cm」なので、これもやはりエバニューの方がコンパクトです。

座布団として使うのにもう少し大きい方が座りやすいという人がいるかと思いますが、持ち運びに関して見れば、エバニューの折りたたみマットはとても優秀なアイテムです。

十分使えるクッション性と断熱性

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットの横からイメージ

冬の時期の使用したことないですが、春から秋口の3シーズンの登山で、10度前後の環境下では十分使えます。いままで直に地面に座っていましたが、このザブトンを敷くことにより驚くほどお尻が暖かいです。それにゴツゴツした地面でもちゃんとクッション性を発揮してくれます。

ザブトン以外の使い道も

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットのスリーピングマットといっしょのイメージ

ちなみにザブトン以外にも使い道があります。テント泊では、いつも短めのスリーピングマットを使用しているので、どうしても足元から地面の冷えが伝わることがあります。
そんなとき足元に座布団を敷くことで、足元に冷気が伝わることなく快適に寝ることができます。たまに腰など、他の部分にも敷いたりもします。

シンプルな見た目と落ち着いた色

EVERNEW(エバニュー)の折りたたみマットの他のアイテムといっしょのイメージ

あとはグレーとダークグリーンで落ち着いた色で他のギアとの馴染みやすく、単純に見た目がシンプルで気に入っています。何気なくお洒落な物を使うのはすごくポイントが高いです。
ザブトンって地味なアイテムなので、なかなかお洒落なのなくて、残念なデザインが多いです。できるだけザブトンなどの小物も見た目をこだわっていきたいところです。

ちょっとした休憩をより快適に

山のなかで座布団があると何かと便利です。テント場やちょっとした休憩時に、冷たい石や地面に座るのではなく、マットの上に座るとお尻が冷たくなりづらいです。
テント泊の就寝時には、腰や足元にマットを敷いておくだけでも大変暖かく便利です。1000円ほどなので、試しに使ってみるのもアリだと思います。一度、山で座布団を味わってみてください。

プロフィール画像

てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。