登山用サコッシュ!タウン用との違いとは
サコッシュは、ショルダータイプのバッグのことです。 元々、自転車のロードレースの時、補給用の水などを入れて渡すために生まれたアイテム。スポーツシーンで活躍しただけに、必要最低限の収納量と中身の取り出しやすさを重視したシンプルな作りになっています。 極めて薄く、軽いのが、特長です。 最近ではタウンユースやファッションアイテムとしても人気で、素材、サイズ感、形状など、特徴的なサコッシュがあります。 どのような山に行きたいかシーンを想定して、サイズ、素材、機能をポイントに見ていくと良いでしょう。 登山やハイキングでは、急に雨に降られても中身が濡れない防水性の高いもの、体に密着して歩行を邪魔しないもの機能、必要な小物類がきちんと入る少し大きめのサイズ、と言ったサコッシュが使いやすくておすすめです。登山用サコッシュの選び方
薄くて軽くシンプルな作りをしている「サコッシュ」でも、バッグとしては独特の形状をしているがために、選び方にもポイントがあります。サイズで選ぶ|用途に合った大きさを
一般的に、サコッシュは、薄くて軽いかわりに、収納力は低めになります。 収納力が足りないとならないように、何を入れて持ち運ぶのかを考えて選んでいきましょう。 マップ、手袋、行動食、ドリンク、ノートなど、どのぐらいの持ち物を運ぶのかで、サコッシュのサイズ(縦幅・横幅)を決めていきましょう。 また、荷物を小分けして、スッキリ収納できるように、ポケットの数もチェックしておくといいです。素材で選ぶ|防水性・耐久性があるか
サコッシュを購入する際、どのようなシーンで利用するかを想定することが大切です。サコッシュは、防水性のあるスポーティなタイプから、キャンパス地・帆布・ジーンズ・革などの生地のおしゃれのタイプまで、バリエーション豊富です。 アウトドアシーンで利用する場合、ナイロンやポリエステルなどの素材、耐久性、軽量性、防水性など機能面を重視して選ぶと良い。街中で利用する場合、キレイでおしゃれで質感がいいなど、デザイン面を重視して選ぶと良いです。機能性で選ぶ|体に密着する邪魔にならないものを
肩ひもの長さ調整できるものを
軽さ重視のシンプルなサコッシュには、肩ひものストラップの調整機能がないものが多いですが、基本的には調整できるものが便利です。ストラップの長さを調整できると、胸元に密着させたり、腰のあたりまで下げたり、歩きやすいように掛け方を選べます。体にフィットしたものを
サコッシュは便利なアイテムですが、肩や首に掛けてブラブラと下げて、長時間歩いていると、少し邪魔に感じてしまうこともあります。サコッシュの中でも、カラビナなどを取り付けられるものもあり、ザックに固定すれば、歩行中でも体や脚にぶつかりにくくなります。 または、ナイロンなどの素材のものを選べば、柔らかい体にフィットしやすいので、ブラブラも気にならなくなり、おすすめです。ジップ付いたものを
サコッシュの口には、ジップがついたもの、マジックテープでとめるもの、蓋を折りたたむもの、などいろいろなタイプがあります。 マジックテープや折りたたみのタイプは、荷物をすぐに取り出しやすいですが、ふとした瞬間にモノが落としてしまうこともあります。歩行中にどんな体勢になっても、休憩中に荷物を置いたりしても、荷物が落ちにくい、ジップ付きのサコッシュがおすすめです。軽量・コンパクトなおすすめの登山用サコッシュ
ワンダーピークス / フィットポケット
¥3,900(税抜)
重量 | 74g |
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サイズ | 30×18×23cm |
カラー | ブラックグリッド、他5色 |
ストレッチ素材を使った新感覚のサコッシュ
外側がストレッチ素材、中側は耐久性素材の二層構造。スマホ専用内ポケット、肩掛け時に水平になるショルダーなど、かゆいところに手が届いた設計。サコッシュとしてはもちろん、ウエストに下げても便利グラナイトギア / タクティカルサチェル
¥4,500(税抜)
重量 | 70g |
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サイズ | 20×17.5×4cm |
カラー | カモフラージュ1、コヨーテ |
シンプルで丈夫、スタンダードなデザイン
生地は210Dナイロンを使用。シンプルなデザインで開口部はジッパー式となっている。外側ポケット開口部に小さなベルクロ、内部には仕切りとキーチェーン付き。ストラップを外せば雨蓋用のポーチとして活用できるのもうれしいモンベル / U.L.MONO ポーチ S
¥1,429(税抜)
重量 | 23g |
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サイズ | 13.5×19×3.5cm(0.7L) |
カラー | エッグプラント、他6色 |
コンパクトさはナンバーワン
素材は軽量かつ引き裂き強度のある30Dシリコナイズドバリスティックナイロンで開口部はジッパー式。幅は登山地図サイズで、手のひらサイズに収納できるポケッタブル仕様。余ったショルダーテープを本体に収納できる点も秀逸アンドワンダー / ツインポーチセット
¥7,000(税抜)
重量 | 65g |
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サイズ | 17×27cm |
カラー | イエロー、他2色 |
小物ポーチをそのまま下げる感覚で使える
リップストップ構造と特殊な樹脂でコーティングされた、超軽量、高強度なセイル用のスピンネーカークロスを使用している。本体ポーチとメッシュ素材のポーチをカラビナでまとめたユニークな仕様。個々でも使うことができるローカスギア / ナノス・ダイニーマX
¥5,000(税抜)
重量 | 90g |
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サイズ | 27.5×23×5cm |
カラー | ブラック |
容量重視の人向け、普段使いにも便利
iPadも収納可能な、大きめなサイズ感で作られている。本体生地はPUコートが施された210DのダイニーマXグリッドストップを使用。表だけでなく裏側にもポケットを備えており、小物を分けて入れられるのが便利。細部まで配慮を感じるマーモット / マーモセット
¥5,900(税抜)
重量 | 59g |
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サイズ | 約24×15×6cm |
カラー | クラウドグレー/シルバー、他2色 |
バックパックのオプションにも
生地はX-Pacを使用。開口部はジッパーも備えたフラップ式で状況に応じて使い分けができる。内部にはキーフックを備えるほか、同ブランドのバックパックのウエストベルトに通してベルトポケットとしても使用可能カメラも入る少し大きめなおすすめの登山用サコッシュ
ローローマウンテンワークス / タビチビトート
¥6,500(税抜)
重量 | 120g |
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サイズ | 27×19.5×14cm(最大5L) |
カラー | ターコイズブルー、アンバーブラウン、他3色 |
形と容量が変化。山行、旅行、タウンユースにも最適
2〜14cmの底マチのほか、上部に8cm伸びる天マチも備えており、容量が大きく可変するのが特徴。これにより荷物が多くても少なくてもスマートに持ち運べる秀逸デザイン。小型の一眼レフならレンズ付きで収納できる優れものパーゴワークス / スイングL
¥6,000(税抜)
重量 | 160g |
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サイズ | 22×26×6cm |
カラー | グレー、他1色 |
カメラ必携の山行には専用バッグを用意したい
山と高原地図を見開きで、また500mLのペットボトルも収納できるようにデザインされているのが特徴。別売りのカメラインナーバッグを使えばミラーレス一眼や小型一眼レフを安全に持ち運べる防水性の高いおすすめの登山用サコッシュ
アトリエブルーボトル / ハイカーズサコッシュ02
¥9,800(税抜)
重量 | 80g |
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サイズ | 17.5×24cm |
カラー | スチールブルー×グレーキューベン |
透明窓で地図やスマホの確認もスムーズ
やや横長の形と、大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で使い勝手が良い。メイン生地X-Pac、ポケットはハイブリットキューベンファイバー、ジッパーはアクアガードを使用。背面は透明PVCなので、地図など入れたまま確認が可能ワンダーラストイクイップメント / カンパラパック
¥5,900(税抜)
重量 | 45g |
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サイズ | 4L |
カラー | ホワイト×パープル、レッド×レッド、他12色 |
山行中に感じるサコッシュの煩わしさをみごとに解消
生地は強度のあるダイニーマグリッド/X-Pac。ユニークなフォルムは中身を入れて動いてもボディーラインにフィットする形状。また屈んだときにじゃまにならないよう、背面から先端が反ったデザインになっているのも特徴的- てくてくの人登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。