登山で使える財布の選び方 必要十分な容量のミニマルな財布が使いやすい

登山で使える財布の選び方 必要十分な容量のミニマルな財布が使いやすい

アウトドアで意外とかさばるのが財布。かと言って持たずに行動するわけにもいきません。山小屋で買い物するときに使用するため必ず持っていくものです。

普段、街で使っている財布をそのまま使用している人も多いと思いますが、登山では安全のため軽量かつコンパクトな道具選びが基本です。たとえ、100gの差であっても長時間歩行すると身体への負担が大きくなります。財布も、ザック、ウェア、ギアなどと同様に軽量化してあげることが重要です。

ここでは、登山で使える財布の選び方を紹介します。アウトドアメーカーが販売している財布は、耐久性や撥水性に優れているのでとてもおすすめ。サイズや重さがコンパクトでとても使いやすい財布を選びましょう。

登山には専用の財布があると便利

登山やハイキングなどのアウトドでは、持ち運ぶ荷物はできるだけ少なく、軽くしたいです。肌身離さず持ち運ぶ財布は、日常生活で使う長財布などでは、大きくかさばる上に、重さもあり、持っているだけで疲れてしまいます。

財布を出す頻度が少ない登山やハイキングでは街中の財布は使いづらいと感じている人も多いのではないでしょうか。

普段、私たちが使っている街用の財布は重量もあり、水濡れや汚れにも弱くアウトドアには不向きと言えます。そこで、おすすめなのが、アウトドアメーカーの財布です。普段の財布との大きな違いは、サイズと軽さになります。

しかも、小さい軽いだけじゃなく、耐久性や撥水性にも優れています。その可愛らしいサイズの中には、見た目以上の実力を兼ね備えています。ポップでオシャレなデザインのものも多く、登山はもちろんそれ以外のシーンでも十分活躍してくれます。

持っていることが全く気にならないミニマル設計の財布の魅力

自然の中で楽しむと言っても、山小屋などでは現金が必要な場面があり、財布は不可欠です。街中でも、完全にキャッシュレスにするには、日本でもまだ少し不便です。そんな時におすすめなのが、超軽量でコンパクトな財布です。

超軽量でコンパクト

ミニマルに設計されたULウォレットは、超軽量なうえにサイズもかなりコンパクトです。一般的な革製の長財布の重量が150gほどで、重いものだと300g以上になるものもありますが、ULウォレットはわずか15g前後のものが多いです。一般的な財布のわずが10分の1の重さしかありません。

財布として十分な収納性!

財布が軽いと、紙幣や硬貨、カードの収納量を心配する人もいるかもしれませんが、そういった点も一切の妥協がありません。紙幣や硬貨、カードも、必要十分な量が入ります。

あと、登山に持っていくために必要なカード類は多くありません。保険証、クレジットカード、免許証くらいあれば基本的には十分です。ほかに個人的に必要だと思われるカードを含めても、6枚収納できれば十分なはずです。

濡れやダメージに強い簡易撥水素材

アウトドア用の財布は簡易撥水素材を使用されているものが多く、ザックの中に入れておけば中まで水が染みてくることがほとんどありません。

街用の財布などをそのまま山に持っていくと、雨で濡れたり湿度の影響でダメージを受けることがあります。普段、使用している財布が高価なものであるなら、アウトドア用の財布はおすすめです。

また、雨の日にびちゃびちゃに濡れてしまったお札で買い物をする方がいますが、一度乾かさないと他の登山者へのお釣りに使用することが出来なくなってしまいます。登山では、アウトドア用の財布でお札は濡らさないようにすることが、ちょっとしたマナーかもしれません。

普段使っているおすすめの財布 ミニマライトプレイウォレットレザー

俯瞰のミニマライトプレイウォレットレザー

普段、私が使っているもので、ミニマライトのプレイウォレットレザーの収納性や重さについて紹介していきます。ちなみに、レザー製品になるのでアウトドアでは不向きな財布になりますが、登山以外のシーンで日常使いも出来るのでおすすめです。

もし、雨や湿気が気になる方は、プレイウォレット X-PACもおすすめです。

ミニマライトプレイウォレットレザー

  • サイズ:65×95mm
  • 重量:33g
  • カラー:ダークネイビー、オリーブ、ブラウン、ブルー、ターコイズ、キャメル、イエロー、オレンジ、レッド
  • 主素材:レザー

ミニマライトプレイウォレットレザーの詳細を見る

本体重量はわずか33gで、コンパクト

計量中のミニマライトプレイウォレットレザー

本体重量は、実測33グラムと超軽量です。お金が入ってなければ、持った時の感覚はほとんどありません。

サイズは、三つ折りの財布で、折りたたみ時がほぼカードサイズです。このサイズでありながら、紙幣や硬貨、カードの収納場所がそれぞれで独立しています。紙幣、硬貨、カードがすべて取りやすく、必要十分な量が収まります。

収納力と使いやすさ

次に、収納力と使いやすさです。紙幣と硬貨、カードを同時に収納し、どれだけ収納できるかを見ていきたいと思います。

紙幣とカードを収納

ミニマライトプレイウォレットレザーと紙幣とカード類

カードを収納は、6〜7枚ほど余裕で入ります。薄いカードが多ければ、2〜3枚ほどの余地はありそうです。紙幣は10枚ほどであれば、問題なく収納できます。

アクセスの良い外付けの小銭入れ

ミニマライトプレイウォレットレザーの小銭入れのアップ [img]()

小銭入れの収納力はとても高いです。コインポケットは財布の裏側に完全に独立したポケットとして付いているので、紙幣やカードの量に影響を受けずに収納できます。硬貨によって大きさはまちまちですが、20枚ほどは余裕で入ります。厚さもパンパンにならないので、見た目もそこまで変わらないです。

収納後の見た目

収納後のミニマライトプレイウォレットレザー 横からの撮影

7枚のカード、10枚の紙幣、20枚の硬貨を入れると重さは一気に増しますが、少し膨らんだ印象だけで、見た目はスマートです。まだ容量は限界ではなさそうなので、もう少し入れても大丈夫。ただ、あまり大量のお金に入れるのに適していないので、必要十分な容量に抑えておく方が、軽くて見た目もキレイなお財布です。

財布の中身の軽量化も

ULウォレットを手に入れても、財布の中身が軽量化・コンパクトになる訳ではありません。登山時に最低限必要なものをピックアップして、普段のお財布に入れているものを整理してあげることが大切です。

まず、持っていくお金は山行計画によっても変わりますが、1泊の場合2万円程度は必要です。山小屋は一部を除き基本的にクレジットカードが利用できませんので、必ず現金を持参しましょう。トイレチップ用の100円玉も数枚あると安心です。

次に、保険証・免許書は必要です。安全な山行を心掛けていても、ふとした不注意や天候などでケガをしてしまうこともあります。そんな時のためにも保険証は必ず財布に入れておきましょう。また、アクセスのために車を利用する際は、免許証の用意を忘れずに。

最後に、IC・クレジット・キャッシュカードは、往復の交通費や飲食などに使うお金をおろす際や、支払いをする時に必要になるので、忘れずに持参しましょう。あまり持っていくとなくした時に困るので、必要なものだけピックアップして携行しましょう。

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。