初めての登山靴の選び方!失敗しないサイズ合わせ方法とおすすめ商品

はじめての山歩き 登山靴の種類と選び方のポイント

登山靴は最重要アイテムです。安全で快適な登山は足元から始まります。
どんな山へ向かうのかをしっかりイメージしつつ、機能を確認して、納得の一足を選びたい。

種類が豊富な登山靴は素材やデザインも多彩で、チェックする項目が多く、選ぶ時に迷ってしまいます。ここでは、初心者でも自分に合った靴が見つかるように、靴の種類や選び方を分かりやすくご紹介していきます。

登山靴の種類と選び方!はじめに選ぶ靴とは

最初は用途から登山靴を選ぶと間違いない

登山靴というのは、初心者向けや上級者向けというようにレベルによって分かれているわけではなく、用途によって分かれています。
そのため、自分が登りたい山をイメージすることが大切です。日帰り・小屋泊、テント泊、岩場や雪渓などによって、登山靴に必要な足首の固定感、ソールの硬さなど選び方が変わってきます。

用途は、4タイプに大きく分けれます。標高が低めの日帰り登山から始める方は、ハイキングタイプ。北アルプスなどの縦走も視野に入れている方は、トレッキングタイプ。自分の好みや靴の選び方がわかってきた2足目以降に検討している方は、価格も高めになるので、ハードトレッキングタイプやアルパインタイプがおすすめ。

【日帰り登山向け】ハイキングタイプ

ハイキングタイプの登山靴
  • 用途:日帰り登山
  • 標高:0〜2000m程度

登山用の靴としては最もライトなタイプ。比較的に柔らかくて軽く、足首の固定力も弱め。軽快な歩行感を重視している。

【小屋泊登山向け】トレッキングタイプ

トレッキングタイプの登山靴
  • 用途:日帰り〜小屋泊登山
  • 標高:1000〜3000m程度

歩行の軽さと足の保護性のバランスに優れ、最も汎用性が高い脚力のある人ならば、テント泊長期縦走に使っても問題ない。

【テント泊向け】ハードトレッキングタイプ

ハードトレッキングタイプの登山靴
  • 用途:小屋泊縦走
  • 標高:1000〜3000m程度

丈夫な革を使ったり、足首のホールド感を上げるなどして、耐久性と安定感を高めたタイプ。重荷を背負う縦走にも対応

【テント泊向け】アルパインタイプ

アルパインタイプの登山靴
  • 用途:テント泊
  • 標高:2000〜3000m程度

アイゼン装着もできる硬いソールを備え、岩場や雪渓での対応力を上げたもの。北アルプスの岩稜縦走などにベストマッチ。

カットの種類は3つ。初心者はローカットを避けるべき

ミッドカットとハイカットの登山靴 横からのイメージ

初心者のうちはローカットは避けるべき

山の歩き方に慣れておらず筋力も足りない初心者は、まず、ハイカットかミッドカットの靴を選ぶとよいでしょう。
足首をサポートしてくれる靴は、下りで着地したときに安定感が高く、体の重心がブレにくいため疲れにくい。足首に無理な力がかかることを防いでくれるので、捻挫などケガなどの防止にも役立ちます。

ハイカットは、険しいコースや重荷を背負う山行向き。ミッドカットは、低山向きと言えます。日帰りの低山などをイメージしている初心者は、歩きの軽快感と足首の保護性のバランスがほどよい、足首が低めのミッドカットタイプがおすすめです。

カットの種類(アッパーの高さ)

  • ハイカット
  • ミドルカット
  • ローカット

登山靴の素材とは?おすすめ素材はゴアテックス

登山靴の機能を大きく左右する素材について知っておくと、登山靴を選ぶ際に役立ちます。

登山靴の素材は大きく分けて、2つあります。
「レザー(革)」と「化学繊維」です。

レザーは、足になじみがよかったり耐久性が高かったりというメリットがあるが、価格が高く、比較的重いというデメリットがある。化学素材は、軽くて丈夫なものが多く登場しているなど、それぞれ特徴が異なる。

山行は長距離歩くため、足の中もたくさん汗をかく。ライニングに浸透性がすぐれた素材を使われているモデルにも注目したい。
登山靴に使われる素材はレザーというイメージが強いが、機能面や見た目を吟味して選ぶのがいいだろう。

レザー(革)

レザーの登山靴

オールレザーアッパーの靴。重量的には、同クラスの化学素材アッパーの靴と大きくは変わらないが、剛性感はかなり高い。

化学素材

化学素材の登山靴

シルエットはレザーモデルと似ているが、履いたときの印象はかなり軽い。新品時のフィット感のよさは革より上。また、レザー素材にはないゴアテックス素材を利用した防水浸透性の高い商品もあり、機能性も優れています。

GORE-TEX(ゴアテックス)とは

レインウェアなど多くの登山用品に利用されるゴアテックス。外からの水分は通さず、内側の水蒸気を外に排出することができる防水透湿性素材のこと。最も多くのブランドが採用している信頼のおける素材です。

GORE-TEX(ゴアテックス)ブランド

ぴったりの登山靴を選ぶ方法!試着時に失敗しないサイズ合わせのコツとは

登山靴を履いているイメージ

登山靴は必ず試着しよう

日常用の靴と登山靴は、サイズが違います。普段は、男性は大きめ、女性はタイトな「履いて楽な靴」を選んでいるイメージがあります。

登山靴の場合は、足の実測+1〜1.5cmが基本。登山中の下坂はつま先が当たりやすく、場合によって痛みで歩行困難にあるため、少しつま先に余裕あるサイズを選ぶこと。
また、登山では足への負担を軽くするため、通常よりも生地の厚い登山用の靴下を履くことが多い。選ぶ時は、厚手の靴下を履いて試着することをおすすめします。

サイズが合っていない靴で長時間歩くと、登山中に痛みを感じたり、ケガをしたりするリスクが高まります。お店で必ず試着し、自分の足のサイズや幅に合った靴を選びましょう。

斜面や段差を歩いてみる

登山靴は、平地を歩いているだけでは良し悪しはまず分からない。売り場に傾斜台や段差があれば、購入前に必ず試してみよう。つま先で立ってみたときに、かかとが浮くか浮かないか要チェック。

足の実寸を計測してみる

登山靴として適正なのは、足の実寸サイズ+1〜1.5cmほどが目安だ。つま先が当たらないサイズを選ぶ。

いくつかのメーカーやモデルを試しばきしてみる

メーカーやモデルによって、サイズは同じように見えても、履いてみるとそれぞれかなり異なる。いくつか試し履きしてみて、いちばんしっくりくるものを選ぼう。

厚手の靴下を履いて試着する

登山では、通常よりも生地の厚い登山用靴下を履くが多い。そのため登山靴を選ぶときは、厚手の靴下を履いて試着するのがおすすめ。

最後にいくつか登山靴を紹介

最後に、最初に選ぶ際におすすめする登山靴を3つほど紹介します。
低山の日帰りハイキングから小屋泊登山までに対応した、ミッドカットモデルの化学繊維素材の機能性がある登山靴をピックアップしました。
メーカーによって足型が違うので店舗で必ず試着してほしいが、リーズナブルかつ高品質で定評のある商品になります。

キャラバン / C1 02S

キャラバン / C1 02Sのイメージ

¥14,800(税抜)

重量590g
サイズ22.5〜30.0cm
カラーブラック、他4色

柔らかで軽いトレッキング系の定番

合皮とメッシュ素材を組み合わせ、強度とともに防水透湿性を重視。日本ブランドならではの日本人の足に合わせた足型が使われ、多くの人の足になじみやすい。トレッキングブーツでは少なくなったソール張り替え可能なモデルで、長く使える

公式・販売サイトで詳細を見る

モンベル / テナヤブール Men’s

モンベル / テナヤブール Men’sのイメージ

¥22,000(税抜)

重量576g(25.5cm)
サイズ24.0〜29.0cm
カラーガンメタル、他1色

リールアジャストシステムがなんとふたつ

靴ひもの代わりに細いワイヤーを使い、ダイヤルを回すことで締め付けるリールアジャストシステム。ブーツノ脱着が簡単にでき、すばやい行動を可能にする。デザイン自他はオーソドックスなもので、低山を中心に活躍しそうだ

公式・販売サイトで詳細を見る

マムート / Tエナジー ミッドGTX

マムート / Tエナジー ミッドGTXのイメージ

¥19,000(税抜)

重量404g(片足/UK8.5)
サイズUK6.5〜12
カラーブラックーダークレディアント

内部が蒸れにくく、気温が高い時期に

ブーツ内部の透湿性を最大限に確保したゴアテックスサラウンドシステムを取り入れ、湿気をすみやかに排除。暑い夏にはうれしい機能性だ。幅広の足型を使っており、つま先は細めだが、内部にはゆとりがあってストレスがなく使える

公式・販売サイトで詳細を見る

また、以下記事にもおすすめの登山靴を紹介しているので、こちらも合わせて自分に合った登山靴を探してみてください。

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。