登山に便利なフライパン5選!サイズの判断と表面加工も詳しく説明します

アウトドアご飯は登山の大きな楽しみのひとつですよね!

山ごはんを作る上で最も重要な調理器具はフライパンではないでしょうか。

炒め物と煮物両方に使えるものは便利ですよね。

焦げ付きにくさや重さも外せない点です。

使い勝手や持ち運び安さについても見ていきましょう。

本記事では、登山に便利なフライパンについて5つを厳選して解説します。

登山におすすめなフライパン5選

クッカーは同行者の人数によっても都度考慮する必要があるので、汎用性の高さも見逃せない点です。

サイズ感と合わせて検討していきましょう。

▼クッカーのお手入れ方法についてはこちらをご覧ください!

①ユニフレーム(UNIFLAME) 山フライパン

様々なメディアで最も推されているのがこちらのフライパン。

エバニューのアルミフライパンと共によく取りあげられています。

浅型と深型があり、用途の幅の広さから比較的深型の方が人気です。

  • 付属の収納袋(メッシュ)に入れると、ガスバーナーなどもコンパクトにまとめられる
  • 深型なら汁物や鍋もできる

登山系YouTuberからも深型を推す声が多く、人気の高さが伺えます。

深型タイプ

メーカー販売価格2,900円(税込)
素材本体:アルミニウム 表面:フッ素樹脂加工 ハンドル:ステンレス
重量205g
サイズΦ17cm × 高さ6.5cm
付属品収納ケース
品番‎667606

浅型タイプ

メーカー販売価格2,900円(税込)
素材本体:アルミニウム 表面:フッ素樹脂加工 ハンドル:ステンレス
重量170g
サイズΦ17cm × 高さ4cm
付属品収納ケース
品番‎667651

②エバニュー(EVERNEW) アルミフライパン ラウンド

ハンドルを底面に折りたたんで収納することができるフライパン。

ラウンド型なので鍋を振りやすく、別売りの蓋はそのままワンプレートとして使用できるものも販売されています。

  • ユニフレーム山フライパンよりはやや重め。その分変形に強い。
  • フライパンを煽る炒め料理にはとても便利。
  • 底に滑り止め加工があり、安定感がある

#18サイズ(1~2人分)

メーカー販売価格3,960円(税込)
素材本体:アルミニウム 表面:フッ素樹脂加工
重量275g
サイズΦ18cm × 高さ6cm(1.7mm厚)
容量1,200ml
品番ECA196

#20サイズ(3~4人分)

メーカー販売価格4,290円(税込)
素材本体:アルミニウム 表面:フッ素樹脂加工
重量310g
サイズΦ20cm × 高さ6cm(1.7mm厚)
容量1,600ml
品番ECA197

③モンベル アルパインフライパン

モンベルの人気クッカーであるアルパインフライパン。

デティールにこだわりがあり、使いやすいクッカーになっています。

  • ハンドルがシリコンゴムで覆われており、熱くなりにくく滑りにくい
  • 同シリーズのプレートとスタッキングできるようになっており、コンパクト化できる
  • 吊りハンドルと片側のハンドルがついており、焚き火調理が可能

アルパインフライパン 16

メーカー販売価格2,035円(税込)
素材本体:アルミニウム ハンドルカバー:シリコン
重量182g
サイズΦ17.6cm × 高さ4.1cm
容量840ml
品番#1124697

アルパインフライパン 18

メーカー販売価格2,200円(税込)
素材本体:アルミニウム ハンドルカバー:シリコン
重量206g
サイズΦ19.5cm × 高さ4.5cm
容量 -
品番#1124698

アルパインフライパン 20

メーカー販売価格2,365円(税込)
素材本体:アルミニウム ハンドルカバー:シリコン
重量255g
サイズΦ21.5cm × 高さ5.6cm
容量 -
品番#1124699

④エスビット(Esbit) アルミフライパン

ドイツの老舗アウトドアブランドであるエスビットのアルミフライパン。取っ手は別売りです。

サイズは直径約18cmのワンサイズの取り扱いで、圧倒的な軽さが売りのひと品です。

フライパン本体

メーカー販売価格2,860円(税込)
素材本体:アルミニウム 表面:フッ素樹脂加工
重量149g
サイズΦ18.5cm × 高さ3.5cm
生産国中国
品番ESP185HANS

別売りグリッパー

メーカー販売価格1,540円(税込)
素材本体:アルミニウム グリップ部分:シリコン
重量57g
サイズ奥行13cm×幅3.3cm×高さ4cm
生産国中国
品番ESG130HA00

⑤MSR QUICKスキレット

アルマイト加工の中でも耐久性に富んだ加工処理がなされているスキレットで、頑丈さが特徴です。

  • 取っ手が取り外し可能
  • 内側は焦げ付きを防ぐノンスティック加工、外部側面は耐久性に富んだハードアナダイズド加工
メーカー販売価格5,280円(税込)
素材本体:アルミニウム(ハードアナダイズド加工)
重量160g
サイズΦ18.2cm×高さ4.8cm
生産国タイ
品番39330

サイズの目安

前述でも触れたように、調理器具は同行者の有無や人数によって適したサイズを選択する必要があります。

ここでは浅型フライパンと仮定してのサイズの目安を記しておきますのでご参考ください。

①Φ16cm → 同行者なし(ソロ)

②Φ18cm → 1~2人程度

③Φ20cm → 3人以上のグループ 

表面加工

登山向けのおすすめフライパンの共通点として、アルミニウム製であることが挙げられます。

アルミニウムの表面加工方法には主に、

  • フッ素樹脂加工
  • セラミック加工
  • ハードアナダイズド加工

の3つに分かれています。

フッ素樹脂加工
簡単に言うと、食材が付着しにくく、滑りが良くなります。
フッ素は予防歯科でも使われる物質ですね!

長所:汚れが落ちやすいのでお手入れが楽

短所:コーティングの寿命が短い
セラミック加工
セラミックは陶磁器と同じ素材です。

長所:耐熱性と硬さに富み、キズにも強い

短所: 食材の付着のしにくさはフッ素樹脂よりも劣る
ハードアナダイズド加工
硬質アルマイト加工と同義。
硬度と耐摩耗性が高く、航空機の部品にも使用されている加工。
厳密な説明はこちらを参考ください
 → 三和メッキ工業株式会社 めっきQ&A『ハードアナダイズド加工とは』

長所:腐食、熱、摩擦に強く、耐久性に富む

短所:製品が高価になる傾向

まとめ

登山に便利なフライパンを5つ、厳選して解説しました。

  • ユニフレーム 山フライパン
  • エバニュー アルミフライパン ラウンド
  • モンベル アルパインフライパン
  • エスビット アルミフライパン
  • MSR QUICKスキレット

すべての商品に共通するのはアルミ製であるということですね!

価格と用途と重量を加味して、上手に選定しましょう。

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。