富士登山に最適な登山靴の種類・選び方!おすすめの靴も紹介

富士登山に最適な登山靴の種類・選び方!おすすめの靴も紹介

日本で一番標高の高い山、富士山。誰もが一度はその頂上まで登ってみたいと思ったことがあるかと思います。登山客も多く、登山道も整備されて登りやすい山ですが、岩場や砂地といった険しいコースや天気も変わりやすい環境です。

富士山を登るためには、安全で快適な歩行をサポートしてくれる登山靴がとても大切です。

ここでは、富士登山に最適な登山靴の選び方を解説します。登山初心者でも履きやすい靴の種類や選び方のコツ、おすすめの靴などをまとめています。

富士登山に適した靴とは スニーカーで富士登山は危険

普段街で履いているスニーカーでも登れないことはないが、登山靴がもつ防水性や滑りにくさ、足首までカバーすることによる捻挫のしにくさはスニーカーにはないものです。大げさではなく、登頂成功を左右する重要な装備になります。

登山初心者は、登山靴が必須アイテムでスニーカーで代用できないのか考える方もいます。富士山は登山者も多く整備された登山道ですが、日本一標高の高い山です。森林限界を超えると植物も岩場となります。長い道のりの富士登山では足元をしっかり保護できる登山靴があると安全性も上がり安心。

また、特に富士登山では下りの復路で足への負担が大きくなります。健脚でない方でも快適かつ安全に富士山を楽しみたいのなら登山靴を準備しておくことがおすすめです。

富士登山に適した登山靴の選び方

富士登山に適した登山靴は、履き口の高さがミッドカットかハイカットが基本になります。履き口が高いもののほうが、足首が安定して捻挫しにくいですが、女性は苦手と感じることもあります。その場合はやや低めでもOKです。本格的な登山靴ではなく、ライトタイプと言われる、アッパーもソールも柔らかめのタイプから選びたいです。

富士登山に適した登山靴の選び方のポイント

  • 登頂成功の最重要アイテム
  • ミッドカット〜ハイカット
  • ライトタイプが履きやすい
  • 登山専門店で選んでもらう
  • 事前に履き慣らしておく
  • 靴下とセットで考える

履き心地、足との相性

シューズでは履き心地を最も重視したい。シューズでいちばん大事な履き心地は、量販店で販売されている登山靴風のモデルと、登山靴専門メーカーが作る靴ではまったく異なります。専門メーカーの靴を専門店で履き比べて、数あるシューズの中から自分の足型に合うモデルを選び抜きましょう。

防水性とグリップ力をチェック

履き心地のほかに大切なのが防水性とグリップ力です。防水性は必須機能。さらにソールをこすって確かめるのもひとつの手です。滑りにくいソールは指が引っかかる感覚があります。

登山メーカーの靴を専門店で選ぶ

サイズ・足の形に合わせて最適の一足を選ぶのはとても難しいです。ここは登山専門店のスタッフに頼ってください。富士山に登ると決めたらできるだけ早めに購入して、たくさん歩き、足に慣らしておきましょう。

スパッツとセットならローカットも可

一定の条件を満たせばローカットシューズを運んでもいい。山歩きに不慣れな方にはミッドカット以上の、足首が固定されるタイプをおすすめします。ただ、不整地の歩行に自信がある人なら軽いローカットでも大丈夫でしょう。

砂利が靴の中に入らないように、スパッツを使うのがベストです。

登山靴の履き方で歩きやすさが大きく変わる

登山靴はソール部分の合成を上げることで、靴のねじれやゆがみを抑えています。山道を歩く際は、正しく履くことでよりその機能を発揮します。大切なのは、しびれが出ない程度にしっかりフィットさせることです。

まず、ひもをすべてゆるめて足を入れ、かかとを地面に打ちつけます。靴のかかとと自分のかかとを密着させます。その状態で、ひもを靴先から順に締め上げましょう。

登りは、足首を大きく曲げることになります。くるぶしくらいまで足を覆うミッドカットのシューズならば、いちばん上と上から2番目はやや余裕を持たせて結ぶと足が曲げやすく、登りがスムーズになります。

一方、下りは、足全体を安定させ、疲労を軽減したりケガを予防したりするのが登山靴の主な役割です。靴ひもはいちばん上までしっかりと結び、足首まわりが安定するようにしましょう。

登山靴と靴下はセットで

そして、登山靴だけではなくもう一つ足を守るために大切なのは靴下です。決して普段用の薄手ものを履いていかないようにしましょう。

靴下は必ず登山用の厚手のものを選びましょう。厚手の靴下は、ふわりとしたパイル地で衝撃や靴擦れから足を守ってくれます。中には、左右の各足専用の形になっている靴下もあり、だぶつきや当たりが出にくい。メリノウール素材の靴下は、やさしくてとても温かいです。

靴下の厚みや素材で履き心地が大きく変わります。

薄い靴下を履いた場合、登山時に破れてしまい、足に摩擦が生じ、靴ずれやその他の足の負傷を起こしてしまう原因になりかねないので、とても危険です。

登山靴は少し大きめなものを、靴下は厚手のものを履くことで、登山時の怪我のリスクを解消してくれます。

富士登山におすすめの登山靴

キャラバン C1_02S

キャラバン C1_02Sのイメージ
カラーキャメル、他2色
サイズ22.5〜29.0cm、30cm
重量約590g(片足、26cm)

国内で初めて誕生したトレッキングシューズのコンセプトを脈々と受け継ぐC1_02S。創業65周年を記念してグクられたリミテッドカラーは、傷害保険に無料で加入できる特典が付いたスペシャルモデル。

キャラバン C1_02Sの詳細・購入ページへ

ラ・スポルティバ TX4 MID GTX

ラ・スポルティバ TX4 MID GTXのイメージ
カラー1色
サイズ36~47
重量約485g(片足)

ミッドカットの保護性と動きやすさのバランスに長けたモデル。荒れた路面もしっかりとらえ、重装備での歩行を安定させてくれる。

キャラバン C1_02Sの詳細・購入ページへ

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。