登山に適したウエストポーチの選び方!用途に合った容量・素材・機能で選ぶ

登山に適したウエストポーチの選び方!用途に合った容量・素材・機能で選ぶ

登山やハイキングで荷物をコンパクトに持ち歩くのに便利なウエストポーチ。登山以外にも、旅行や街中など幅広く使える、一つあると便利なアイテムです。

しかし、防水性があって登山やハイキングに使えるものから、おしゃれでカジュアルな街中でも使えるデザイン重視のものまで、素材、サイズ感、形状、素材など、数多くの種類があります。

どのウエストポーチが登山やハイキングに適しているのか、自分に合っているのか迷ってしまいます。

そこで、今回、登山に適したウエストポーチの選び方について解説します。登山やハイキングをより快適にするウエストポーチの役割をはじめ、選び方、おすすめのアイテムなどをまとめています。

ウエストポーチを活用して快適な登山を

ウエストポーチは、登山では絶対に必要なアイテムではありません。しかし、ウエストポーチを使うと、行動中に素早く使いたいモノを出し入れすることができて、非常に便利です。

登山中に使いたいものを、いちいちリュックを下ろして取り出すのはとても面倒です。

ウェアのポケットやリュックのサイドポケットに小物入れがついたタイプもありますが、容量が小さいので必要なものが入りきらないことが多くです。地図、財布、スマホ、カメラ、ティッシュ、日焼け止め、リップ、行動食など...。

やはり、これらの頻繁に使う小物類は、常に取り出しやすい場所にあると、ストレスから軽減されます。また、行動中だけでなく、小屋に泊まるとき、高速バスでリュックを預けるときなど、いろんなシーンで活躍してくれます。ウエストポーチを一つ持っておくだけで、いつもの登山をより快適にしてくれます。

ただ、欲張りに、あまりにも大きなウエストポーチを選んでしまうと、歩く際に邪魔になります。他にも選ぶ際の注意点はありますが、自分の山行スタイルに合ったモノを選ぶことが重要になります。

登山ではウエストポーチにどんな物を入れるか?

ウエストポーチには、何を入れてもいいのですが、より頻繁に使うものを入れる方が良いでしょう。貴重品や登山中にリュックから取り出すのが、とても面倒に感じるものです。

しかし、ポーチの中に入れるモノは人によってさまざまです。サングラスやスマホ、行動食など小物が入れば良いという人、小物以外にもペットボトルやカメラなど大ぶりなものを入れたい人もいます。

まずは自分は何をウエストポーチに入れる必要があるのかを考えてみましょう。

登山の邪魔にならない範囲で、入れたいものの容量によって、大きさや形を決めていくと、選ぶ際に間違いがなくなります。

試しに、私が登山中に頻繁に使う道具類をピックアップしたので、参考にしてみてください。

ウエストポーチに入れておくと便利な小物類

  • 地図やコンパス
  • ポケットティッシュまたはウェットティッシュ
  • 小さめのタオル
  • カメラ機材
  • 日焼け止め
  • リップ
  • サングラス
  • 手袋
  • 行動食
  • 自宅のカギ類
  • 財布

登山に適したウエストポーチの選び方

サイズや形

選ぶ際の一番のポイントは容量です。地図やコンパスやサングラスや行動食などの小物だけを入れるのか、それとも、一眼レフやコンデジなどのカメラやペットボトルなどの大きな物を入れたいかなど、ウエストポーチに何を入れたいかによって、サイズや形が変わってきます。

まずは登山中に入れておきたい物をシミュレーションをしてみると選びやすくなります。

ナイロン素材がおすすめ

とにかく軽さ重視ならナイロン素材がおすすめです。薄いだけでなく、しっかりと強度もあるので、岩や小枝などに擦れても問題ありません。ただ、極薄のナイロンは中身が透けて見えるので、入れておくモノを注意してください。

また、より強度や防水・撥水機能を重視するなら、X-PACやダイニーマなどの素材やジッパーに止水処理が施されているタイプがおすすめ。急な雨でも、わざわざリュックの中にしまわなくてもいい。

軽量でコンパクト

登山で使うウエストポーチは、軽量でコンパクトなものが良い。欲張ってあまり大きなウエストピーチを選んでしまうと、いざ使わないときにリュックしまうときにかさばってしまい邪魔になってしまいます。

しっかり防水できているのに、90gと軽量なものもあったりします。また、内側に小さなポケットがあり、本体に納めていくとパッカブルにもできて、よりコンパクトに収納できる便利なタイプもあります。

荷物の取り出しやすさ

開口部分は、なるべく広いと中のものが取り出しやすくて便利です。また、なるべく多くのポケットがあると場所が固定されるので行動しながらでも物が取り出しやすくなります。

また、カメラやコンデジなどの精密機械を入れる場合、クッション性がある素材や強度がある素材を使用しているポーチを選ぶと安心です。

ショルダーバックとしても使える

ウエストポーチは、ショルダーバックとしても使えるタイプが多く、サコッシュと違い2WAYとして使用することができます。また、ポーチはサコッシュよりも小ぶりなため、体のラインにフィットする構造になっており、動きに対して揺れにくい。なので、歩行中も邪魔にならない。

ショルダーハーネスに固定し、胸部分に固定できるモデルもあります。ハードに行動時しても、運動の邪魔にならないので、ストレスがありません。

登山におすすめのウエストポーチ

パタゴニア  ウルトラライト・ブラック・ホール・ミニ・ヒップ・パック

モンベのイメージ
容量約1L
サイズ高さ12×幅20×奥行5cm
重さ約100g

パタゴニア ウルトラライト・ブラック・ホール・ミニ・ヒップ・パックの詳細・購入ページへ

Raw Low Mountain Works Nuts Pack

モンベのイメージ
容量3.5L
サイズ幅23×高さ15×奥行9cm
重さ80g

Raw Low Mountain Works Nuts Packの詳細・購入ページへ

アークテリクス  マカ1 ウエストパック

モンベのイメージ
容量2L
サイズ約高さ15×幅20×奥行4.5cm
重さ140g

アークテリクス マカ1 ウエストパックの詳細・購入ページへ

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。