すっかり観光地として認知されている高尾山。
ケーブルカーとリフトがあり誰でも気軽に行ける場所、服装(特に靴)はなんでもOKなのでしょうか。
悩んでしまいますね。
高尾山に行く服装は普段履いている靴(スニーカーで)大丈夫か
高尾山に普段履きのスニーカーで登れるのか?の前に、高尾山についてご紹介します。
高尾山はどんな場所
・標高は599mでそれほど高い山ではありません
・中腹まではケーブルカーやリフトを利用して行けます
・登山コースが9つあり自由に選択可能で体力に自信がなくても大丈夫
これを見るとスニーカーで登れそうな気がしてきましたね。
ケーブルカーやリフトを上手に使おう
高尾山の駅ですが麓にある
・清滝駅からケーブルカーで高尾山駅
・山麓駅からリフトで山上駅
まで景色を楽しんでいる間に到達でき、舗装された道の多い1号路に出ます。
ここからは45分程度歩けば山頂まで行けるので自分で歩く距離は短いですから、普段履きのスニーカーでも十分登れる距離です。
しかしハイシーズンは非常に混雑するので乗るまでに時間がかかるということも加味してプランを立てましょう。
1号路の特徴とは
薬王院への表参道となっていて、そこに至るまでの道は全て舗装されています。
山頂手前の短い区間が未舗装となっています。
- 登っている途中には・・・
- ・さる園や野草園もあり賑わっている
・人気撮影スポットのたこ杉がある
・階段の男坂、坂道の女坂に分かれ選択できる
・お茶屋さん(ごまどころ権現茶屋)もある
このような感じで変化に富んでいるため、山頂までがあっという間に感じます。
ただ、舗装されているが故に疲れるという意見もあります。
スニーカーでも問題なく登れますが、その点は頭に入れておいた方が良さそうです。
下のリンクで、1号路とケーブルカーのことなど詳しく説明してあります。
ぜひ読んでみてください!
登山靴の種類と特徴を知ろう
1号路へはスニーカーでも行けるとわかりましたが、舗装されているが故に疲れるという意見もありました。
山用の靴といえば登山靴。
違いについて
登山靴はカットの高さ・ソールの柔らかさでもいろいろな種類がありそれぞれ向いているものが違います。
・カットの高さについて
- ローカット
- 足首が動きやすく歩きやすいが登山向きではない
・整備された道
・キャンプ - ミドルカット
- 歩きやすく足首も適度にホールドしてくれる
・日帰り登山
・装備された登山道 - ハイカット
- 足首をしっかりガード、不整地に向いている
・縦走
・岩稜帯を歩く
・ソールの違いについて
- 柔らかい
- スニーカーのようにソールがよく曲がり歩きやすくい
・ハイキング
・キャンプ - 中間
- 適度に曲がり歩きやすい
・日帰り登山
・低山 - 硬い
- ソールが曲がらないので小さい場所にもつま先を置きやすい
・縦走
・岩稜帯を歩く
登山靴なら何でも良いというわけではなく、シーンに合わせてチョイスする方が良さそうです。
高尾山の1号路以外はどうなっているの?
1号路の特徴についてはご紹介しましたが、他のルートについても紹介したいと思います。
- 1〜6号路
- 稲荷山コース
- いろはの森コース
- 蛇滝コース
このように多くの登山コースがあり、それぞれ特徴があります。
1号路以外にもスニーカーで登れそうなコースはあるのでしょうか?
難易度は?
コースにはそれぞれ難易度というものがあり、高くなるほど難所があったりしっかりとした装備が必要となります。
- 難易度が低いコース
- ・1〜5号路は難易度が1もしくは2だが、1号路以外は未舗装で階段も多い
【スニーカーでも行けますが登山靴の方が快適です】 - 難易度が高いコース
- ・6号路は距離も長く水場を歩く
・稲荷山は麓から山頂までの一番ハードなコース
・いろはの森は、コース全体に傾斜がきつく一番難易度が高い
・蛇滝はクネクネとした道が多い
【本格的な登山道なのでしっかりとした靴を履いていくことを推奨します】
1〜5号路であれば普段ばきのスニーカーでも行けると思いますが、2〜5号路は未舗装ですし、安全面を考慮すると登山靴で登る方が無難だと思います。
難易度が高いコースは登山靴を履き、しっかりと山歩きに備えて行きましょう。
足の疲れは膝、腰にも影響します。
登山靴選びに迷う方にぜひ読んでいただきたいのが下記の記事!
フィットした靴を履いていなければ、登山靴を着用していても効果が半減してしまうからです。
まとめ
高尾山にはケーブルカーとリフトもありますし、1号路であれば普段ばきのスニーカーで行けそうだとわかりましたね。
2〜5号路も大丈夫そうですが、備えあれば憂いなしで登山靴をお勧めします。
何事も経験なので、まずはスニーカーでチャレンジしてみて、自分がどう感じたかで決めていくのも良いかと思います。
流石にヒールはやめた方がいいとわかりました。
まずはスニーカーで登って体感してみます!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
- てくてくの人登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。