登山向けのレインウェアの選び方!用途に合ったベストな一枚をゲットする

登山向けのレインウェアの選び方!用途に合ったベストな一枚をゲットする

レインウェアは登山に必ず持っていくべき最重要アイテムのひとつ。
一番上に着用するアウターで、雨、風、雪などから身体を守ってくれる頼れる存在です。

そんなレインウェアには多くの機能が必要になります。特に、天候の変わりやすい山では、突然の雨にも対応できる防水性や、ハードな状況や使用にもへこたれない耐久性が求められます。

雨風や寒さに強いゴアテックスなどの防水透湿素材はもちろん、機能以外にもリュックを背負った状態で快適に腕などが動かせるかなども確認しておきたいところです。

ここでは、初心者でも分かりやすいレインウェアの選び方のポイントを解説をしていきます。レインウェアの種類が増えてきましたが、目に見えない機能や素材の理解を深めて、どんな環境下でも不安なく歩けるようなベストな一枚をゲットしていきましょう!

登山に必携のレインウェアの選びのポイント

レインウェアは、近年はバリエーションが豊富でなにを選ぶべきか難しいため、基本的なポイントを押さえておきたいです。

では、これから登山を始めようとレインウェアを選ぶ時に重要なポイントは何になるのでしょうか?そんな初心者の方でも選択に迷わないために、選び方のポイントを解説していきます。

ジャケットとパンツが上下に分かれたものを

ジャケットとパンツが上下に分かれたものを

レインウェアは、レインコート・ポンチョ・上下分かれたものがあります。ポンチョや丈の長いレインウェアだと、風のある高山では動きづらいので、上下わかれたものを選びましょう。登山用のレインウェアは、靴を履いたままでも着脱しやすい工夫がされています。

防水透湿素材は必須!丈夫でタフなレインウェアを選ぶ

防水透湿素材は必須!丈夫でタフなレインウェアを選ぶ

レインウェアには色々な機能がありますが、雨・風を内側に通さず、ムレや熱を外側に逃がしてくれる防水透湿素材であることは大前提になります。

ゴアテックス(R)は、レインウェアに使用される素材としては一番信頼度が高く、広く使われている防水透湿性素材です。

GORE-TEX(ゴアテックス)

レインウェアといえば、ゴアテックス。最も多くのブランドが採用している信頼のおける防水透湿性素材。

e-Vent(イーベント)

英国BHA社が開発した素材。ゴアテックスを追従する「e-Vent(イーベント)」は、ゴアテックスよりも透湿性、通気性に優れていると言われている。

独自素材

大手ブランドは独自の防水透湿性素材を開発している。マウンテンハードウェアの「Dry Q Core」、パタゴニア社の「H2noパフォーマンススタンダード」、コロンビア社の「オムニドライ」、ファイントラック社「EVER BREATH」、ポーラテック社の「NeoShell」など、多く存在する。

ストレッチ素材の動きやすいものを

ストレッチ素材の動きやすいものを

機能や素材だけでなく、動きやすさや使いやすさも確認を!
リュックを背負った状態で、腕が快適に動かせるか、各機能が問題なく使えるかなどをチェックしておきましょう。
購入時は、必ず店舗で試着して選ぶようにしましょう。

軽くてコンパクトなものを!

軽くてコンパクトなものを!

悪天候時以外、レインウェアはリュックに収納されています。持ち運びのことを考えると、生地が薄くデザインがシンプルなものは収納時に軽量・コンパクトになり、メリットが大きいです。2.5レイヤーの素材のレインウェアは、シンプルなデザインで重量を抑えながら、高い耐久性も兼ね備えています。

2.5レイヤーと3レイヤー

2.5レイヤーと3レイヤー

防水透湿素材はいくつかのレイヤー(層)で構成されている。そのなかで機能の要となっているのがメンブレンです。メンブレンは、防水、防風、透湿を担う薄い膜のような素材のことを言います。表生地と裏生地でメンブレンをサンドしたものが3レイヤー、裏生地の代わりに保護加工をしたものが2.5レイヤー。裏生地のある3レイヤーは肌触りがよく丈夫。裏生地のない2.5レイヤーは軽くてコンパクト。

レインウェアを機能を確認!サイドポケットのあるモデルが便利です

雨の山行を快適にするには、素材以外にも、使いやすさや動きやすさも大切です。各機能が問題なく使えるかチェックしておきたいです。

荒天時にリュックを下ろさず補給するため、サイドポケット。フードは顔の向きに合わせて動き、視線をさえぎらないもの。ヘルメットを使うときは大きさの確認も必須。ウェア内の熱を逃がせるベンチレーターなど。

特に、パンツのサイドファスナーは、ブーツを履いたまま脱ぎ履きできるかを確認しておきたいです。

フロントポケット

行動食や地図の濡れを避けるなら、ポケットの中も防水透湿素材を。

ベンチレーター

脇下に長めのファスナーを配し、開ける位置、長さを調節できる。暑さをに弱い人には効果的。

フード+ヘルメット

ヘルメット対応のフードも増えている。ヘルメットを使うときは、持参して試着して大きさを確認。

サイドファスナー

腰まで開くモデルもあり長いほうが使いやすい。ブーツを履いたまま脱ぎ履きできるか確認。他にも、重量、収納性とのバランスも大切です。

レインウェアの種類!登山の用途に合わせて選ぶ4つタイプ

近年では、レインウェアはぐっと選択肢が広がりました。登る山、運動量、体質など、好みに合ったものを選ぶことができます。

これから登山をはじめて方や既に持っているけど必要なスペックを吟味して選びたい方など、様々な用途に合わせたレインウェアがあります。

山行ごとに使い分ければ、より快適に登山を楽しむことができます。

たとえば、やや厚めの丈夫な生地を用い、低山から夏のアルプス、残雪期まで、幅広く使えるタイプも人気。動きやすさを重視するならストレッチ素材。暑がりな人は、近年増えている透湿性の高いアイテムに注目したい。より快適に歩くための選択もあるでしょう。
軽量化の場合、生地が薄いのか、ポケットを省略したのか。全体を俯瞰して、安全面とのバランスを見極めて選んでいきたい。

幅広く使えるオールラウンドタイプ

幅広く使えるオールラウンドタイプ

やや厚めの丈夫な生地を用い、低山から夏のアルプス、残雪期まで幅広く使える人気のタイプ。肌離れのよい3レイヤーで、荒天候も安心感がある。これから登山を始める方はこちらのタイプがおすすめ。

ストレッチ素材の動きやすいタイプ

ストレッチ素材の動きやすいタイプ

運動性に優れたストレッチ素材。ベンチレーターでウェア内のムレを一気に排出できる。

暑がりにおすすめ!透湿性が高いタイプ

暑がりにおすすめ!透湿性が高いタイプ

汗抜けのよい高透湿素材でオーバーヒートを抑制。柔らかく、ストレッチ性にも富む。

2.5レイヤー。軽くてコンパクトなタイプ

2.5レイヤー。軽くてコンパクトなタイプ

軽量化の場合、2.5レイヤー(層)の素材のものがおすすめ。シンプルなデザインで重量を抑えつつ、高い耐久性もあります。また、裏生地のないので拭けば乾きやすいです。乾燥室のないテント泊で使いやすい。

定番・おすすめのレインウェア!選択に迷ったらゴアテックスのものを

っと言っても、たくさんあって選べない方も多いはず。そこで、定番・おすすめのレインウェアを紹介します。選択に迷ったら、まずは状況を問わず山で活用できるゴアテックス素材を使用したレインウェアを手に入れたい。

モンベル / ストームクルーザージャケット & パンツ

のイメージ

ストームクルーザージャケット

¥19,500(税抜)

サイズS〜XL
カラーマスタード、他6色
素材ゴアテックスファブリクス3レイヤー
重量257g(M)

ストームクルーザー・パンツ

¥13,500(税抜)

サイズS〜XL、M-S〜XL-S、S-L〜XL-L
カラーマスタード、他6色
素材ゴアテックスファブリクス3レイヤー
重量195g(M)

世界に先駆ける日本製レインウェアの大定番

軽さと耐久性のバランスを保ったレインウェアの決定版であり、長年にわたって改良を続けてきたベストセラー。調節方法が多彩なフードのほか、細部に作りにつくづく感心させられる。パンツは通常サイズよりも股下が6cm短いショートモデル、6cm長いロングモデルも揃う

公式・販売サイトで詳細を見る(ジャケット)

公式・販売サイトで詳細を見る(パンツ)

上記で紹介したレインウェア以外にも、おすすめのレインウェアはたくさんあります。他の記事に詳しくまとめていますので、気になる方は合わせて確認してみてください。

おまけ:もっと雨の登山を快適にする雨対策グッズ

レインウェア以外にも、雨の山行を快適にする道具を紹介します。雨風などの厳しい環境から、身体以外にも道具・装備もしっかりと守ってくれる雨対策アイテムになります。

ザックカバー

ザックカバー

雨が降ったときに、リュックの中身を濡らさないために持っていくもの。リッター表示で、リュックに合わせて選びましょう。

パックライナー(防水袋)

パックライナー(防水袋)

内部に防水の大きな袋を入れて、その中に荷物をしまう。雨が降ってから慌てる必要がなくなる。

傘(登山用)

傘(登山用)

小屋泊やテント泊の場合、食事や飲み物を買いに行ったり、トイレに行ったり、少し外にでたい時に持っていると便利なアイテムです。

レインハット

レインハット

小雨ときや樹林帯を歩くときは、フードの代わりにレインハットをかぶるのも良いです。視界が広く歩きやすくなります。

ゲイター

ゲイター

靴の足首まわりをカバーして、雨・砂・小石などから靴の中の侵入を防いでくれる道具になります。特に、小屋泊やテント泊の場合、雨や泥から靴の中やスボンの裾を守ってくれるため、身に付けているものをキレイに保つ事ができるので、室内でも快適に過ごすことができます。

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。