【メリノウールで快適登山】あなたにピッタリなインナーを見つけよう!!

最近、登山者の中でメリノウール製品を愛用する人が増えているようです。

メリノウールは高価なので「本当に高いお金を出して買う価値がある…?」と悩みますよね。

それなりに高い金額となれば「買って失敗した…」なんてことも避けたいところです。

この記事では、高価なメリノウールの驚きの機能と失敗なしでメリノウールを買うポイントをご紹介します。

様々な登山シーンにあわせて、登山経験者がオススメを紹介するので、最後にはあなたにぴったりのメリノウール製品がみつかりますよ!

自分に合ったメリノウールのウェアを見つけて、登山を快適に、より楽しい時間にしていきましょう!

登山者のための素材!?メリノウールの驚きの機能

メリノウールはメリノ種という羊の羊毛で、天然の素材です。

この天然の素材には驚くほどたくさんの機能があります。

その全てが「登山者のためにある素材なのでは!?」と思ってしまうほど登山者にとって嬉しい機能ばかりです!

メリノウールの機能
・保温機能
・調湿機能
・防臭機能
・柔らかく着心地が良い
・汚れにくい
・紫外線保護

保温・調湿効果は、汗をかいても気温が下がっても、あなたの体温をちょうどよく保ってくれる機能です。

この機能のおかげで[温かいし涼しい]という一見矛盾しているような表現が当てはまってしまう不思議な感覚になります。

外で活動する登山にとって、紫外線保護効果は嬉しい機能です。

長時間のトレイルではお風呂に入ることができないので体臭も気になります。メリノウールなら防臭効果があるので普通の衣類よりも安心して過ごすことができますね!

メリノウールは細く柔らかい繊維で肌触りが良いため着心地がいいのも魅力です。

このような多機能さによって快適に登山ができるので、多くの登山者に愛されているのでしょう。

メリノウールがあれば登山で快適に過ごせるってワケだね!

ん〜!これだけ多機能で、しかも天然素材だから値段高いんだね〜!

ところでメリノウールはどうしてこんなに多機能なのかな?

快適登山ができるヒミツは特殊な繊維のカタチ

メリノウールで快適登山ができるヒミツは、繊維の特殊なカタチが関係しています。

メリノウールの繊維は、水を含むと繊維の表面がウロコのように開きます。

汗をかいたとき、繊維の内側は水を含みやすいため汗を吸収します。

一方、繊維の外側は水を弾く性質があるため、ウロコ状に広がった繊維の表面が、肌と点で触れるような状態になります。

すると、肌は濡れていることが感じにくくなり、汗をかいてもドライな質感を保ち、汗冷えしにくい状態となるのです。

繊維の特殊なカタチが、登山を快適にしてくれるんだね!

体が冷えないのはいいことだよね!
でも、なんで体温を守ることって大事なんだっけ?

登山ではインナー選びが命!!

登山では体の冷え(低体温症)は命に直結します。そのため体を濡らさないことが重要です。

山は風をさえぎるものがなく、登るにつれて気温は低くなります。その結果、風の影響を受けやすく、体が濡れていれば乾くときに体の熱を奪って体の冷えへとつながってしまうのです。

体を濡らさないためには2つの側面から対策が必要です。

  • 外から濡れるのを防ぐ=雨や結露対策
  • 内から濡れるのを防ぐ=汗対策

このうちの汗対策にはインナー選びが肝となります。

インナーは肌に直接触れるので機能がダイレクトに伝わります。

アンダーウェアの大切さについて元登山店店員さんも熱弁しています。

高機能のメリノウールはインナーに最良の素材ってことだね!

なるほどね!メリノウールを買うとしたらどんなことを注意して選べばいいんだろう?

高級メリノウール|失敗なしで買うにはサイズが重要

高価なメリノウール製品を買うなら「買って失敗した…」なんてことは避けたいですよね。

失敗せずに買うために最も大切なのはサイズ感です。

動きやすく圧迫感がない程度に体にフィットするサイズを選びましょう。

せっかく高価なメリノウールを買っても、機能が発揮されなければ意味がありません。

メリノウールの機能を十分発揮させたいのであれば、自然に体にフィットするサイズが理想的です。

自分の体にフィットしたサイズを選ぶことが大切なんだね。

調べてみたら、Tシャツタイプとか厚手の生地とかいろいろあるみたい!どれがいいのかな?

自分の登山スタイルに合わせて選ぼう!

登山の楽しみ方は人それぞれ。低山メインで楽しむ方や冬の雪山に挑戦する方など、たくさんの登山スタイルがありますよね。

メリノウールのウェアも厚手の生地やTシャツタイプなどたくさんの種類があって迷ってしまいます。

今回は、登山経験者が登山スタイル別にメリノウール商品をご提案します!

自分に合ったウェアをみつけていきましょう!

低山メイン!ハイキングを楽しむ人向け

低山メインでラフに登山を楽しむ人には、1枚でも着れるTシャツタイプがおすすめです。

▼概要

メーカーザノースフェイス
素材ハイブリッド
メリノウール: 85%
ポリエステル15%
生地の厚さ薄手
価格4,224円
※価格は変動する可能性があります。

1枚で着ることも想定して作られているため、やや体にゆったりした作りが特徴です。

メリノウールと化学繊維の混紡素材を使用しているハイブリッド素材は、ウールのデメリット部分(摩擦・引き裂きに弱い)を補い、耐久性が高いのが魅力的です。

▼口コミのご紹介

薄手の物が多い様で、ワンサイズ大きくして下に一枚着ると良い様。

Amazonレビュー

登山以外でも普段使いしやすいので「もかしたら登山に飽きてしまうかも…」という初心者さんのファーストチョイスに良いでしょう。

春夏秋3シーズンの登山がメインの人向け

主に3シーズンの登山を楽しむ方は、薄手の生地のインナーを選ぶことをおすすめします。

▼概要

メーカースマートウール
素材ハイブリッド
メリノウール: 87%
ポリエステル13%
生地の厚さ薄手
(150g/m2)
価格10,120円
※価格は変動する可能性があります。

薄手の生地は、夏の高山でも快適に使うことができます。

元々ベースレイヤー(肌着)として作られているので、着心地よくで肌さわりがいいのが特徴です。

さらにメリノウールと化学繊維のハイブリッド素材は、速乾性も兼ね備えているので汗をかきやすい春夏秋にピッタリです。

高山メイン!縦走も楽しむ人向け

高山メインで縦走も楽しむ方にはメリノウール100%のインナーがおすすめです。

▼概要

メーカーアイスブレーカー
素材メリノウール: 100%
生地の厚さ中厚手
(200g/m2)
価格10,800円(Mサイズ)
※価格は変動する可能性があります。

長時間のハイクは体臭が気になりますよね。メリノウール100%を選べば防臭効果があるので安心です。

▼口コミのご紹介

異様に汗っかきで、真冬でも寝てる間にTシャツがビッチョリになる主人の冬の寝間着として購入しました。寝起きもサラサラ、さらに暖かく、なにより脇が臭わない!と感動していました。

Amazonレビュー

生地の厚さは中厚手がスタンダードです。中厚手の生地は、気温が低い高山でメリノウールの機能を存分に発揮してくれるでしょう。

薄手タイプでも、機能性が優れたアウターや中間着を組み合わせれば問題なく使うことができますよ!

低山から高山までオールマイティな人向け

オールマイティに登山を楽しむ方には薄手のジップ付きウェアをおすすめします。

▼概要

メーカーアイスブレーカー
素材ハイブリッド
メリノウール83%
ナイロン12%
ポリウレタン5%
生地の厚さ薄手
(150g/m2)
価格13,200円(Mサイズ)
※価格は変動する可能性があります。

▼口コミのご紹介

登山で、着用しています、汗かいても、すぐ乾くので、寒く、ありません、匂いも、付かないので最高です

Amazonレビュー

ジップ付きのウェアは、温度調節が簡単です。

寒いときはジップを上まであげて首元まで暖かく、ジップをおろして襟を作れば首元に風が通って涼しくなります。

低山から高山まで幅広いシーンで使えて、季節を問わずオールシーズン使うことができます。

首回りから斜めに縫い付けられた袖の形状(ラグランスリーブ)は、肩や腕が動かしやすくアクティブに動きたい人におすすめです。

厳冬期の雪山メインで登山を楽しむ人向け!

バックカントリースキーやスノーボードなど冬のアクティビティをメインで楽しむ方は、メリノウール100%の厚手インナー上下セットがおすすめです。

▼概要

メーカーSheep Run
素材メリノウール: 100%
生地の厚さ厚手
(400g/m2)
価格12,999円(Mサイズ)
※価格は変動する可能性があります。

生地の厚さは[メリノ400]と表記されます。末尾の数字は1平方メートルあたりの生地の重量を表します。

メリノ250以上は厚手なので、寒がりな方や保温力を重視したい方には厚手生地が最適です。

登山以外でも、冬の星の観測や雪中キャンプなどでも活躍するでしょう。

▼口コミのご紹介

どこぞのヒートテッ○より断然温かい!多少ごわつくが○。

Amazonレビュー

口コミにもあるように、薄手タイプと比べるとどうしてもゴワゴワした感覚があるので、気になる人は中厚手がおすすめです。

雪山・夏山どっちにも使いたい欲張りさん向け

「夏と冬どっちにも使いたい!!」という欲張さんは、薄手のベースレイヤー2枚を重ね着する方法をご提案します!

▼概要

メーカースマートウール
素材ハイブリッド
メリノウール: 87%
ポリエステル13%
生地の厚さ薄手
(150g/m2)
価格10,340円
※価格は変動する可能性があります。

▼口コミのご紹介

6'0 180スリムな造りで、体にフィットし、体を暖かく保ちました。レイヤーに最適!

Amazonレビュー

薄手のメリノ150ベースレイヤーを2枚持っていれば、夏場は1枚で使い、冬場は2枚重ね着して使うことができます。

重ね着すれば、厚手のメリノ300程度と同じくらいの保温力がありますので、冬でも問題なく使用できますね!

洗い替えがあると、デリケートなメリノウールの傷みを遅らせることができるので一石二鳥です。

ベースレイヤーのお手入れ方法はこの記事で詳しく説明しています。

みんな自分にぴったりのメリノウールは見つかったかな??

ぼくはオールマイティに登山を楽しんでるから、ジップ付きのウェアにしようかな!

わたしはとりあえず薄手の買ってみて、冬にもう1枚買いたそうとおもう!

まとめ

あなたは自分にぴったりのメリノウールが見つかりましたか?

今回はメリノウールについてご紹介しました。

  • メリノウールの驚きの機能
  • 快適登山のヒミツ[特殊な繊維の形]
  • インナー選びの重要性
  • 機能を発揮させるサイズ感
  • 様々な登山シーンに合ったおすすめ商品

メリノウール製品は安い買い物ではありません。ですが、その分驚くほど多くの機能があります。

インナー選びにこだわって登山をより快適に楽しんでいきましょう!

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。