登山後に太るのには理由があった!その理由と対処法を解説します

登山で長時間歩いたのに登山後なぜか太ったと言う経験はありませんか?

あんなに頑張ったのに、体重が増えていたらショックですよね…。

しかし、登山後太るのにはある理由があるからなんです‼

そこで今回は、その理由と対処法を詳しく解説していきます。

記事の最後には、下山後にするべきことも書かれていますので、最後までご覧ください。

では、どうぞ‼

登山後に太る理由とは?

有酸素運動の登山でなぜか太る理由は、以下の通りです。

  • むくみによる体重増加
  • 下山後の摂取カロリーによる体重増加

です。

では、これから説明していきますね。

登山後の疲労回復ケアの方法を知りたい人はこちらの記事も合わせてご覧ください。

むくみによる体重増加

まず、登山後に太る理由としてむくみによる体重増加です。

何となくですが、「むくみ」って同じ体勢で長時間座っていたり、運動不足でむくみそうですよね?

運動したらむくみって改善されるんじゃないの?

皆さん多分、そう思っていると思います。

しかし、登山でも手足・顔がパンパンになるむくみは起こるんです。

なぜ、むくむの?

登山でむくむ原因として、以下のようなことが考えられます。

  • 脱水によるむくみ
  • 腎機能によるむくみ

などです。

登山は思った以上に体に負担がかかり、同時に消費エネルギーや汗なども大量に失われ脱水状態になります。

脱水状態になった体は、尿を抑える抗利尿ホルモンが分泌されます。

その結果、体内に不要な水分が溜まった状態になり、むくんでしまうのです。

また、腎臓には全身を流れている血液から老廃物を取り除く働きをする「ろ過」の役割があります。

しかし、長時間の運動により、腎臓に流れてくる血液量が増え、老廃物を処理する働きが低下するのです。

そのため、老廃物が体内に溜まりむくんでしまいます。

5分程度でできるストレッチがあるので良かったらやってみてください。

登山後だけでなく、日常生活での疲れたときでもできるストレッチで続けやすいです。

下山後の摂取カロリーによる体重増加

登山後に太る2つ目の原因として、下山後の摂取カロリーによる体重増加があります。

登山中は、エネルギーが消費され続けるため行動食などでこまめにカロリーを摂取しなければなりません。

しかし、問題は下山後です。

無事に下山できた安心感と、ガッツリ美味しいものを食べたいと自分へのご褒美で高カロリーのものを食べてしまうことで摂取カロリーが消費エネルギーを超えてしまいます。

その結果体重増加してしまうのです。

登山で食べるはずだった余った行動食を下山後に食べてしまうことも、体重増加に繋がってしまいます。

対処法はある?

登山後に太らないようにするためには登山中の行動が大事です。

ここで対処しなければ、下山後体重が増えてしまう可能性があります。

その対処法は以下の通りです。

  • 登山中のこまめな水分補給
  • 行動食にカリウムを取り入れる
  • 普段から運動を心掛ける
  • 下山後の食事に気を付ける

です。

では、それぞれ説明していきますね。

登山中のこまめな水分補給

登山中は、汗などで知らず知らずのうちに体内の水分が奪われていきます。

人間の体は約60%が水分で出来ていると言われていて、日本スポーツ協会によると体内の水分が2%失われただけでも「めまい」「吐き気」などの脱水症状が起こるのです。

引用:JSPO日本スポーツ協会|第5章スポーツと栄養

「喉が渇いた」と思う前にこまめに、ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどで水分を取りましょう。

行動食にカリウムを取り入れる

むくみに効果的なカリウムを多く含む食べ物を登山中に食べましょう。

ナトリウムには体内にため込んだ水分を体外に排出してくれる効果があるため、登山中に食べるのはおすすめです。

「ナッツ類」「梅干し」「バナナ」などにナトリウムが含まれています。

特に梅干しは、体内の水分を排出してくれる他に、クエン酸に疲労回復の効果が期待できます。

ただ、梅干しは塩分も多いので減塩・低塩などが良いでしょう。

登山中、消費エネルギーを補給するため行動食を摂取しなければなりません。

行動食を摂取しなければ、血糖値が低下し全身に力が入らない「シャリバテ」を起こしてしまいます。

チェックポイント

行動食とは、登山中のエネルギーを補給するための食料のことで、チョコレート・ナッツ・ゼリー飲料など高カロリーなものが好まれる。

続いて、おすすめの行動食をご紹介します。

小分け4種ミックスナッツ

価格2,479円(税込み) ※2022年3月11日現在 Amazon価格
栄養成分・エネルギー:215kcal
・タンパク質:6.01g
・脂質:19.21g
・炭水化物:7.36g
重量35g×30袋
こんな人におすすめ無塩のナッツ類が欲しい人

梅屋 紀州調味梅干

価格1,917円(税込み) ※2022年3月11日現在 Amazon価格
重量560g 40粒(個包装)
塩分8%
こんな人におすすめ小分けの梅干しが欲しい人

inセリーエネルギーマスカット味

価格1,008円(税込み) ※ 2022年3月11日現在 Amazon価格
内容量180g
エネルギー180kcal
こんな人におすすめ飲みやすいゼリー飲料が欲しい人

普段から運動を心掛ける

登山太らないようにするには、普段から運動を心掛けましょう。

例えば、休日にウォーキングやジムに通うなどして体力づくりをすると言う方法もありますよね?

筋肉を付けると基礎代謝がアップし、痩せやすい体になります。

おすすめの運動はある?

ジムなど、中々続かない人や仕事が忙しいという人は1日15分でできるインターバル速歩がおすすめです。

インターバル速歩とは、「さっさか歩き」と「ゆっくり歩きを」3分間ずつ交互に行うウォーキング方です。

引用:インターバル速歩|NPO法人 熟年体育リサーチセンター

1日15分でできる手軽さから人気を集めています。

NPO法人 熟年体育大学リサーチセンターによると、筋肉に負荷をかける「さっさか歩き」と負荷の少ない「ゆっくり歩き」を合わせることで、筋肉・持久力を無理なく向上させることができます。

特に、体力のない人や忙しい人にはおすすめです。

下山後の食事に気を付ける

登山後に太らないためには、下山後の食事も重要です。

特に「ビール」「カツカレー」などの揚げ物、「スイーツ」などは食が進みますしカロリーも高い上、内臓に負担をかけてしまいます。

摂取カロリーが消費エネルギーを超えると、体内に脂肪として蓄積されやすくなるので太る原因となります。

普段の生活を見直そう

これまで、登山中や下山後の行動についてご紹介してきましたが、登山後太らないためには普段の生活を見直すことも大事です。

例えば…

  • 睡眠不足
  • 運動不足
  • 偏食

などです。

運動不足を解消することで、基礎代謝がアップし太りにくい体作りができます。

登山後むくみで太る人は、普段の運動を心掛けることでむくみが改善されるかもしれません。

これをきっかけに是非普段の生活を見直し、自分の行動を知るきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

また、短期間でも無理なく登山向きの体を作る方法などを記事にしていますので気になる人はこちらもご覧ください。

まとめ

今回は、登山後太る理由についてご紹介しました。

まとめるとこんな感じです。

  • 脱水や腎機能のむくみによる体重増加
  • 下山後の摂取カロリーによる体重増加

です。

登山後に太る人は、普段の「睡眠不足」「運動不足」「偏食」など生活の乱れにより体がむくんで太る可能性があります。

これをきっかけに普段の生活を見直してみましょう。

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てくてくの人
登山・ハイキングが大好きです。約8年間、月1〜2回のペースで、夏も冬も山に遊びに行っています。そんな自然の中で経験した登山を楽しんだり、ちょっと知ってよかったと思える情報をゆるりとお届けしています。